お天気サイトとにらめっこ。
( てんきとくらす・ウェザーニュース・日本気象協会・Yahoo!天気等々 )
日帰りで行ける範囲内の山々はどこもかしこも晴れ☀予報。
ちょっと遠いけど群馬長野方面の谷川岳、武尊山、北八ヶ岳の山々も魅力。
でも近場の栃木県の日光白根山、社山、大佐飛山、那須岳も捨てがたい。
そんなワクワク感満載な予定を決めかねながら 前日の夜(土曜日)は
お久し振りな地元の友人や先輩達との楽しき夜宴。
そして当日(日曜日)の朝。。
なんと驚き朝寝坊!
てことで一番近い那須に決定でした w
2018 3/4 那須 大丸温泉駐車場
車での茶臼岳や朝日岳登山の場合、
通常ロープウェイ山麗駅駐車場、もしくはその少し上の
峠の茶屋駐車場に車を停めてのスタートとなりますが、
この時期は冬期通行止めにて手前の大丸温泉登山口が
登山スタート地点となります。
※ AM10:00撮影 駐車場はスキーヤーとハイカーさんでほぼ満車状態でした。
大丸温泉登山口
天気は快晴☀ 最高のコンディション。
なのですが・・・
な、なんとアイゼンを忘れました!
もちろん車にではなく自宅にです (笑)
しばし自分の不甲斐無さに呆然でしたが、、
んなこと悩むより大事なのは今この事態をどうすべきか!
さぁどうすべか!
。。。
とりあえずワカン装備で行けるとこまで行ってみることに ^_^;
登山道からアスファルトの車道へ出て、
ショートカットの雪道へ入り、
また車道へ出てを何度か繰り返し、
冬期運休中のロープウェイ山麗駅に到着。
ここから峠の茶屋駐車場まで続く道路は、、
完全に雪で埋まってますね。
ロープウェイ駅から峠の茶屋へ続く林道 (夏に撮影)
ロープウェイ駅から峠の茶屋へ続く林道 (今回撮影)
同じ場所とは思えんですね w
このたっぷりな積雪のおかげでワカンもその機能を十二分に発揮してくれています。
写真はありませんが ここでスノーシューを楽しんでる方達に遭遇。
いいな~ ちょっと欲しいかも♪
峠の茶屋駐車場到着。
いつもならこの駐車場に車を停めての登山準備、スタートですが
もはやこの時点でクタクタ、 既にゴールした気分、、
いや、 ここをゴールにしたい気分です w
毎回くぐる山の神様の鳥居も今回はくぐれませんね。
ここから続いているはずのくねくね曲がった
石畳の登山道も積もりに積もった雪の下。
なのでとりあえず鳥居の横をすり抜け 後方の斜面を直登です。
斜面を登りきると多くの先行者さん達のトレースがしっかり残っていたので
登山道は見えずとも山中で迷うなんてことはありませんでした。
( これにはホント感謝です )
夏に歩いた登山道も、、
すっかり雪に埋もれて尾根が形成されてます。
尾根歩き楽しい。
森林限界を越えると
暑い。
前方に見える小屋からはハイカーさん達の楽しそうな笑い声が。
とはいえここは慎重に。
峰の茶屋跡避難小屋に到着。
この小屋に初めて訪れたのは今から8年前。。
それから何度も来ていますが(多分二桁)
同じ季節でも毎回違った雰囲気を感じさせてくれるスポット。
いつかこの小屋に泊まっての一泊ハイクなんてしてみたいものです。
※ あくまでも避難小屋ですので緊急時以外は宿泊禁止ですけどね w
剣ケ峰と朝日岳
ズームして見てみると雪の斜面を歩いてる方が。
見てるだけで怖い。
私には多分一生縁のない行動ですね ^_^;
絶景を堪能しつつ、 この先は強風で雪が飛ばされ岩肌が凍りついた
茶臼岳か朝日岳を登るしかないので、ワカンのみでのハイクはここで終了。
でも、 想像以上の積雪にてワカンのみでもここまで楽しめただけで儲けもんです。
非常口から小屋の中へ。
小屋内には所々雪が吹き込んで固まってます。
そうなんです。 このスポットは夏場や紅葉時期はハイカーさんはもちろん、
ロープウェイ経由での観光客で大混雑の人気スポットですが、
じつは火山群のど真ん中なんですよね。
目の前の茶臼岳は今なお激しく噴気活動してますもんね。
避難小屋の中の温度はマイナス1度。
マイナスとはいえ室内は少量ですが太陽の光も差し込み暖かったです。
お楽しみの昼飯タイム。
簡素なランチですがやっぱ王道(カップヌードル)は裏切りません。
美味すぎる。
PM2:00
小屋周りでそれぞれに楽しんでたハイカーさん達も撤収しはじめました。
ということで、
ワカンをザックに括り付け茶臼岳を横目に下山開始。
シューズのみで滑り降りながらの下山がまた楽しい。
何度か尻もちついたけど w
楽しい時間はあっという間。
寝坊したりアイゼン忘れたりとバタバタな感じのハイクでしたが、
結果的に那須岳に来て良かったと真に思えた休日でした。
ここで余談ですが、今回活躍してくれたワカン。
MAGIC MOUNTAIN トレースライン Lサイズ
フレーム枠の前部分が反りあがっているので登りでは特に扱いやすかったです。
サイドの爪(歯)もステンレス製でしっかりした作り、
ましてや爪は交換可能とのこと。
今後もこのギアとは長い付き合いになりそうです。
帰りは那須を訪れたら必ず寄るお店 【 瑞穂蔵 】さんにて
お土産に那須で生産されたお米と温泉卵を買い家路へ。
次回のハイクまでに用意しなければいけないものは
とにかく 『 持ち物チェックリスト 』 ですね (^^ゞ
おしまい
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